ヨガの中でもそれほど知られていないものにバクティヨーガがあります。バクティヨーガの明確なところは定かではありません。バクティヨーガの特徴は、愛を学ぶことです。日常生活の中で頻繁に出てくる言葉の一つが愛ですが、ヨガの中で愛が出てくることは珍しいでしょう。
そもそも愛とは何かを知っておく必要があります。日常生活にあふれているといわれても、形のないものなので何のことかよくわかりません。愛とは何かを一言で言えば、見返りを期待せずに相手に対して親切にしてやることです。これは人間であっても同じですが動物や植物であっても同じことです。相手から何か対価をもらうために行う行為ではなく、相手から全く見返りをせずに行うことです。またそれ以外でも、人や物を大切に思う心を愛と表現することがあります。
1日朝から始まり晩まで、人間は多くの愛を受けているにもかかわらず、忙しいとなかなか気がつかない人も多いでしょう。そのような人はたいてい大切なものを見逃して生き方をしている可能性が高いです。そのような人にバクティヨーガはぴったりです。実は自分の人生は愛に包まれていることを知ることになるでしょう。
ではこのバクティヨーガをどのように実践したら愛を感じることができるようになるか知っておくべきです。まず、朝起きて感謝の気持ちを唱えます。生きていることそして朝を迎えられたことの感謝です。ごく当たり前のことでも、偶然が重なっていると考えれば、今の瞬間を大切に思うことになるでしょう。
バクティヨーガはそれを教えてくれています。
1日を過ごす中で様々な体験をしますが、可能なかぎり余裕を持ち、空を飛んでいる鳥や、子供の笑顔、道端に咲いている花に目を向けてみましょう。実は自分の目に見えている物や人に対する感情は、自分自身の鏡でもあります。
人間は必ずフィルターを通して物事を見ますので、いらいらしている時に子供の笑顔を見るとなぜかいらいらしてしまいます。ですが自然に自分も微笑むことができるならば、自分の気持ちも笑顔にあふれていることです。つまり愛することができています。
ヨーガは何もマットの上だけでするものではありません。基本的にはマットの上で体を動かしますが、24時間自分が起きている時間すべてがヨーガを学ぶ時間でもあります。
その本当の意味がわかった時、バクティヨーガの良さを感じることができるでしょう。
バクティヨーガは血行を良くするため美容にも良いです。
バクティヨーガを人に教えるためには資格があった方がいいですが、特に資格がなくても問題ありません。
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