老若男女を問わず、適度にカラダを動かすことは健康の維持にとても重要なことです。
妊娠した女性にも同じことが言えますが、やはり激しい運動はもちろんのこと外出するにも一苦労するため、なかなか難しいのが現実です。
しかし、妊娠中はストレスもかかるため、安産のためには運動と共にリラックスしておくことがとても大事。そのためさほど激しい運動でもなく、リラックス効果もあるマタニティーヨガが注目を集めています。
マタニティーヨガは、身体をほぐし、適度に動かすことで血行を促進、妊娠中に起きやすい肩こりや冷えなどを軽くします。
それだけではなく、ヨガで身体の力みをなくすと痛みも和らぐため、出産が近くなってからの陣痛を緩和する効果も。出産時にも筋肉の収縮を抑え、スムーズな出産が期待できます。
注意点としては、だいたい妊娠13週~15週ほどになってから始めたほうが良い点があります。
まだ胎児が安定していないときは無理をせず、また個人差もあるため医師に相談のうえで始めましょう。
終わる時期はとくに決まっておらず、出産直前まで続ける人もいます。通常のヨガに比べ、このマタニティーでは骨盤や股関節など下半身をゆったりリラックスするポーズが多いため、脚などの大きな筋肉を刺激して無駄な体重増加を防ぎやすい、むくみが改善されるなど、美容のうえでもメリットが多数あります。
妊娠していなくても、下半身のシェイプアップや生理不順を改善する目的で行う人も。
基本的にマタニティーヨガは気軽に外出できない妊婦さん向けのため、必ずしも教室に通ったりすることは主流でなく教本や動画でやり方を学ぶことが出来ます。
ただ、妊活などしていて妊娠時期が予想できている場合にはきちんとした資格を持ったインストラクターにつき、基本を学んでおくとより効果の高いエクササイズが可能です。
ママ友に教えてあげて感謝されるスキルでもありますし、産後の体調不良にも効果的なこのエクササイズ。今後さらに注目が集まりそうです。
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