ホットヨガとはどんなヨガ?

ホットヨガは高温高湿で行うヨガであり、通常のヨガに比べるとハードでデトックス効果が大きいのが特徴です。

ホットヨガの発祥は日本と言われています。インド出身の方が日本の寒さの中でポーズが取れるように暖房器具を使用したところ、普段よりも筋肉や関節が解れたということから始まりました。高い発汗作用を伴うことで美容や健康、ダイエットなどの効果があるとされ、幅広い方が親しんでいます。

しかし、本質的な効果は発汗やカロリー消費に留まりません。様々なポーズをとる中でインナーマッスルを鍛えることが出来ます。

インナーマッスルは体の内部にある筋肉であり、表面の筋肉と違ってあまり目立ちませんが、ここを鍛えることで体の基礎代謝を向上させることが出来ます。基礎代謝とは何もしていなくても消費するエネルギーのことであり、これが高いと太りやすい痩せやすい体になります。

このおかげでリバウンドが起こりにくくなります。

また、インナーマッスルには体の臓器や歪みを矯正する働きもあります。歪みが矯正されるとカロリーを効率的に消費しやすくなったり、体を動かしやすくなったりするメリットが生まれます。

それに関連して血流が改善されることによる浮腫みを解消する効果もあります。

特に普段から立ち仕事やデスクワークなどで足が浮腫んでしまいがちな方にはお勧めです。血流が改善されると肩こりや首こりなどの改善も期待できます。冷え症の方にもうってつけです。

冷え症の原因は体の節々まで血流が十分に行き渡りにくくなっていることにあります。温かい部屋で理にかなったポーズをとることで血行が良くなったり、体温が上がったりすることで冷え症が改善することにも期待できます。血流には酸素を運ぶ役割があるので、血行が良くなれば良くなるほど、細胞に酸素が行き渡ります。細胞が活発になればそのエネルギーの消費も効率的となります。

ヨガインストラクターの資格があれば様々な指導を行うことができるようになります。注意しておきたいのが水分補給の重要性です。高い発汗作用があるということはそれだけ水分が失われやすいということです。しっかりと水分補給を行うようにして安全にはくれぐれも配慮しておきましょう。

水分を摂りすぎて水太りしないか心配という方は塩分を減らすことで予防できます。水を飲むだけで水太りするわけではありません。代謝が上がることで浮腫みにくくなるのでその心配も基本的には無用です。

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