クンダリニーヨガの「クンダリニー」とは、もともとらせん状のエネルギーなどと言った意味があります。らせん状のエネルギーといっても分かりにくいですが、人間の体のエネルギーと置き換えれば分かりやすいでしょう。クンダリニーヨガは、インドが発祥の地になります。
クンダリニーヨガの特徴の一つは、チャクラにあります。
ヨーガを学んでいると頻繁に出てくるチャクラですが、これはエネルギーの出入り口を意味しています。これが人間の体の中には七つあるとされています。チャクラの代表的なものの一つが尾てい骨の周辺にあるものです。
尾てい骨周辺にあるチャクラは非常に重要で、人間が生きていくためのエネルギー源になっています。
この部分が活性化されていればバイタリティーあふれる生き方をすることができますが、逆に活性化されていないと落ち込んだ生き方になりえます。それ以外にもおへその部分やみぞおち、胸の真ん中などにあるのが特徴です。
クンダリニーヨガでは、体にある七つのチャクラを刺激することで、体内に眠っているエネルギーを引き出すことができます。人間は気分次第でアクティブに動くこともできますが、ネガティブになり、部屋のなかに引きこもってしまう人もいます。
これは、本来人間が持ち合わせている「気」を上手に出しているかどうかといえるでしょう。
上手に出すことができる人はアクティブに行動することができ、幸運にも見回られやすいでしょう。
一方ネガティブな考え方を持っており、引きこもりがちで行動的でない人は、悪循環を繰り返してしまいます。気持ちが落ち込んでいる人にはちょうどよいヨーガでしょう。
具体的な方法は、素早く腹式呼吸をすることです。これにより体内にたくさんの酸素を送り込むことができます。
この酸素がエネルギーとなり、体内のエネルギーを活性化させることになるでしょう。
当然美容にもよく、年齢の割には若さを保っている人もたくさんいます。
姿勢は、足を前に投げ出し座ります。両方の膝を曲げ、かかとをおしりの方にひきつけます。
背中を伸ばすのもポイントで、手のひらは上にして軽く広げ、膝の上に置くのが基本です。
目をつぶりながら腹式呼吸を繰り返しましょう。息を吐くときは、おなかの中の空気が完全に出すような感じで行うとよいでしょう。
呼吸は1分間に30回から50回ほど行うようにします。やがてスピードを上げていき、1分間に100回ぐらい繰り返すとエネルギーか体の中に蓄積されます。
クンダリニーヨガを教える場合には、資格を持っていた方がよいでしょう。ただし、絶対必要なものではありません。
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