最近、人気が高いエクササイズのひとつが、アヌサラヨガです。1997年に、ジョン・フレンドが古典yogaを基盤にしてタントラ哲学を融合させ、さらにセラピーと解剖学を取り入れたのがアヌサラヨガなのです。
古典的なyogaと比べると、アヌサラは現代人にマッチした新しいyogaです。合理的なエクササイズなので、誰でもスムーズに生活に取り入れることができます。美容と健康に良いため、ニューヨークをはじめ、ヨーロッパやアジアでも評判になっており、日本でもレッスンを受ける人が増えています。資格を取ってインストラクターとなり、生徒を持ちスタジオで教えている人も少なくありません。
アヌサラとは、神聖な流れに自分の体を預けるという意味があります。深い精神性と運動生理学、生物学、解剖学をベースに構成されているので、体にあまり負担がかからず、本来体に備わっているパワーを最大限に引き出すことが可能です。
フルタイムで仕事をしている女性や、家事や育児で忙しい女性でも、優れたヨガプログラムにより、少しの時間で体をほぐして精神をリラックスすることができます。
現代人は、多くのストレスにさらされています。特にストレス社会だと言われている日本は、ストレスによって体調を崩す人が少なくありません。アヌサラヨガは、現代的なテクニックで効率良く体を柔らかくしていきます。ポーズのキープ時間が長いのが特徴で、インストラクターがポーズを取る時の意識状態についても丁寧に教えてくれます。アヌサラヨガは、3つのAが重要になります。
Attitude、Alignment、Actionです。Attitudeは、意識や意志、Alignmentは、体と精神、Actionは、筋肉の動きです。
スタジオでは、まずマントラからスタートします。マントラで精神を統一することで、準備が整います。ペアワークがおいので、和気あいあいとしたアットホームな雰囲気のレッスンが多く、指導するインストラクターの個性によって、クラスの特徴も変わってきます。
新しいタイプのyogaですが、認定されたインストラクターは十分な研修を経ているので、安心してレッスンを受けることができます。
体力に自信がない人や、柔軟性がない人、高齢者、リハビリ中の人でも、無理なく続けられるyogaなので、男女を問わず、幅広い年齢層の人々に支持されています。
アヌサラは、日本では最近やっと知られるようになったyogaシステムなので、レッスンを受けられるスタジオはまだ少ないです。
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