エステティシャンとして仕事をしている人の中には、
将来独立を目指している人も多いことでしょう。
独立することで自分のお店を持つことができる一方、
自分のお店で将来のエステティシャンを育てることもできます。
いわゆるエステのスクールですが、いずれにしてもまずは開業することが大切です。
まずは、エステサロンを独立開業する
エステティシャンの中には、将来自分のお店を持ちたいと思っている人も多いと思います。
独立する場合、様々な手続きが必要です。
日本では、エステティシャンについての特別な国家資格はありません。
資格自体はありますが、その多くは民間の資格です。
そのため、特に資格を持っていなくてもエステサロンの開業は可能です。
そしてエステサロンを開業した後、将来のエステティシャンの育成も可能です。
なお、まつ毛エクステを行う場合は美容師の資格が必要ですので注意してください。
通常のエステサロン、ネイルサロンなどを開く場合、営業許可証などはありません。
そのため、保健所の許可や届け出なども必要がないのです。
個人エステサロン開業に必要な手続き
エステサロンやリラクゼーションサロンのお店を開く時、
選択肢としては次の方法があります。
個人事業主としての独立開業、または法人を設立して行う方法です。
最初は個人事業主として行う人が多いです。
まずは個人サロンとして開業し、軌道に乗った後に法人を設立すると良いでしょう。
個人事業主としてエステサロンなどを開業する場合、
最初に「個人事業主の開業届出書」を税務署に提出します。
開業届けの提出時期は、事業の開始の事実があった日から1ヶ月以内です。
個人事業主として開業すると、毎年確定申告を行う必要があります。
確定申告では、青色申告と白色申告があり、どちらかを選択します。
確定申告までに時間がある時は、実際に事業を始めた後に決めても構いません。
エステサロンの営業をスタートし、業績を見ながら判断すると良いでしょう。
個人の場合、スタート時の手続きは以上のようになります。
将来エステのスクールを始めたいと思っている人は、まず独立開業を目指してください。
独立開業は個人の場合と法人の場合がありますが、最初は個人からスタートする人が多いです。
個人事業主からスタートし、慣れてきたら法人化するのがベストな方法といえます。