美容業界の求人サイトを見ていると、
エステティシャンの募集とセラピストの募集があることが分かります。
それでいてその業務の内容はほぼ同じとなっていますので、
エステティシャンとセラピストに違いはあるのでしょうか?
その共通点と違い、それぞれについて知っておきましょう。
エステティシャンとセラピストに違いはある?
エステティシャンもセラピストも明確な国家資格試験があり、
定義されているものではありませんので、
少なくとも日本国内ではこの2つはあまり違いがないというのが正解のようです。
とはいっても、求人サイトの例にように分けて明示しているところも多いようですので、
人と接する仕事である美容業界で働く以上、恥をかかないよう自分の中で定義をつけておくと、
いざと言う時の会話で焦らずに済むでしょう。
自分のしたい仕事として考える
一般的にエステティシャンは、ボディマッサージやフェイシャルケア、
さらには脱毛などの身体の外から美しくなるために行う施術の仕事を行います。
セラピストは、アロマテラピーやヒーリングなどの、
身体の内側からリラックスや美を追求する仕事をいいます。
お客さんの立場から2つの違いを知る
エステティシャンもセラピストも、ハンドや最新の機器を使いお客さんの身体をほぐす腕前、
技術を身に着けないといけないのがエステティシャンで、
お客さんのストレスや日々の心の疲れを取り除くため、
より会話や心遣いが必要なのがセラピストと分けて考えても良いかもしれません。
しかし、これらは様々な店舗で働きキャリアを積んでいくことで分かりますが、
そのお店によってこの2つの定義はまちまちです。
アロマセラピストの資格を持っている人の肩書きがエステティシャンであったり、
また逆にエステティシャンの資格であってもセラピストと名乗っている場合も見受けられます。
そんな例もありますので、適材適所としてその場所に対応する柔軟さが、
美容業界でこれから働こうとしている私たちには必要ということが分かります。