エステティシャンとして働くのであれば特別な資格が必要あるかというと、
そうではありません。
今のエステ業界の現状を考えるのであれば、
エステ資格を持っていると雇ってもらう際には大変有利になるでしょう。
エステの資格について
エステティシャンには国家資格がありません。
国家資格とは、国や地方公共団体などが法律に基づいて実施する試験で、
合格した人に国から与えられる特別な資格のことをいいます。
女性の仕事として人気の高い美容師や保育士などは国家資格です。
エステティシャンが国家資格でないのであれば、
誰でもエステティシャンになれるのかと疑問になることもありますが、
エステティシャンは民間資格になります。
民間資格と国家資格の違いは、法律などの規定がないことにあります。
民間企業などが、独自の審査基準で資格の認定をしてくれます。
そのため、試験を行うのは民間企業や団体になります。
エステティシャンによってレベルがまちまち!?
これはエステティシャンの問題でもあり、エステ業界の問題でもあるのですが、
エステティシャンとして現場で仕事をしているからと言って
全てのエステティシャンの力量があるのかと問われると100%そうとはいえません。
なぜなら、エステティシャンは国家資格がない為、
資格を取得していなくても、お客様にサービスが出来てしまうからです。
お客様に満足していただけて、信頼のあるエステティシャンは、
やはり、しっかりと勉強をして、知識と技術を身につけ、
エステ資格を取得しているエステティシャンです。
始めてエステを体験するお客様に、
「エステって本当に最高！」と思ってもらえるように、
資格を取得することはもちろんですが、学び続けることが大切です。
エステサロンによってもレベルがまちまち!?
エステティシャンの仕事には「脱毛」があります。
この脱毛の問題で、「エステで脱毛すると無駄に痛いだけで、効果があまり感じられない」や
「エステの脱毛は痛くないが、効果もない」など、評価が悪いことがあります。
サロンのほとんどのエステティシャンに技術があったとしても、
たった1人、技術レベルの低いエステティシャンがいるだけで
サロンの評判は下がってしまう場合があります。
「このお店で脱毛したら痛くなかったが効果があったのに、
違うお店での脱毛は痛かったのに効果がなかった」こんな事態にも、
最悪の場合はなってしまいます。
お客様に絶対に満足していただくためには
サロンのエステティシャン全員が
しっかりとした技術と知識を身につけておく必要があるのです。
エステ業界は、エステティシャンが国家資格でないことを受け入れていますので、
世間の方に信頼されるように、日々様々なスキルを磨いています。
プロのエステティシャンになるためには学ぶ覚悟が必要です。
