アロマセラピストの開業・独立

アロマの心地よい香りがもたらすヒーリング効果によって心と身体をリラックスに導いたり、ストレスなどが原因で起こるさまざまな身体の不調を改善に導いたりするのが、アロマセラピスト(アロマテラピスト)です。
アロマセラピスト資格を取得して、アロマセラピストとして働き始める場合、マッサージやトリートメントの技術も磨いて美容サロンやアロマトリートメントサロン(リラクゼーションサロン)に勤務したり、エッセンシャルオイルやアロマグッズに関する知識を生かしてアロマ専門ショップで働いたりといった道があります。
補足的医療としてアロマテラピーを導入したり、医療補助として取り入れている病院などの医療施設等で活躍するケースもあります。
一通り実績を積んでいく過程で、フリーのアロマセラピストとして開業や独立も視野に入ってきます。独立することで年収アップが見込める場合もありますが、早期にそれを実現させるためには、資金と知識や技術力、そして様々な準備が必要となります。
自分でサロンを開いて施術を行う場合、多くの種類があるエッセンシャルオイルはもちろん、マッサージベッドなどの準備、さまざまな消耗品、雰囲気の良いサロンにするための内装費用など、設備投資のための資金は欠かせません。これまで有名サロンなどで人気のアロマセラピストとして働いていた人も、その時の顧客に自分のサロンにも来てもらえるよう、地道な根回しも必要です。
ネットで良い口コミを、早期にたくさん投稿してもらえるよう努力することも大事です。知名度のいち早いアップが、人気を高めるポイントです。
このほか、資格を生かしてカルチャースクールでアロマテラピーを教える講師となったり、自宅にアロマスクールを開校するという方法もあります。アロマトリートメントサロンを開きつつ、アロマ教室の日を設け、インストラクターとして教えるというダブル体制も良い方策です。ストレス過多の現代社会では、今後さらにアロマテラピーへの注目度が高まり、アロマセラピスト資格を生かした活躍の場は、これまで以上に増えていくと考えられます。

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