近年、エステで一番人気が高いのがネイルです。
ボディケアのように広いスペースが必要なく小さなスペースでも開業ができますので、
至るところにネイルサロンが開業されているかと思います。
そのネイルについても、実は資格が存在しているのです。
ネイリストとネイルスペシャリスト
ネイリストは、いわゆるネイルを実際に行う人で、専門的な知識の他、
技術的な部分でも一定のレベル以上のものが無ければ取得できない資格です。
もう一方のネイルスペシャリストは、ネイリストとやることは似ていますが、
資格の中身が少し異なり、ネイリストとしての仕事だけでなく、
上級の資格を取得した場合にはセミナーなどの主催者として他の人に講義を行うことができるようになります。
その他、ネイルスペシャリストの選考試験で審査官などを行うこともでき、
その名の通りネイル界のスペシャリストとして君臨することができます。
ネイリストの資格
ネイリストの資格は3級から1級までがあり、3級から取得して2級、1級と順番に取得することが可能です。
ネイリストの資格は国家資格ではありませんので、無資格者でも施術を行うことは可能です。
ただ開業するとなった場合は1級の資格を持っている人の方が、
肩書の部分や技術以外の知識も豊富なため成功はしやすいでしょう。
ネイリストはそういった技術的な部分の他に、接客力も重要なポイントになってきます。
ネイルを行っている最中というのは、基本的にお客さんと机を挟みますが対峙した状態となります。
無言を好むお客さんもいるとは思いますが、適度に会話ができなければお客さんに与える印象も良くありません。
技術的に良かったとしても、リピーターが増えにくくなることも考えられます。
接客技術に関しては、気を付けてどうこうなるという部分ではないかもしれません。
開業する前に他のネイルサロンで働かせてもらったり、自分自身ネイルサロンでネイルをしてもらうなどして、
周りの人がどのようにお客さんと接しているのかを勉強するのも一つの手段かと思われます。
女性の活躍する社会へと世の中は動いていますので、美に対する意識も高まってくることが予測されます。
ネイルサロンはまだまだ伸びる業界ですので、興味があれば早めの資格取得を目指すことをオススメします。