美容部員になるには、特別な学歴や必要な美容資格は特にありませんが、おすすめの美容資格はあります。スキンケアアドバイザー、スキンケアカウンセラーなどです。百貨店の化粧品売り場やドラッグストアなどで、ファンデーションやアイシャドウ、シャンプー、マニキュアなど、様々な化粧品を販売したり、肌質や髪質のカウンセリングも行うので、美容資格が役立ちます。
美容部員の給与
美容部員は、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトなど、様々な雇用で働いており、人によってだいぶ給料に差が出ています。正社員だと月給20万円以上が多いですが、正社員としての雇用は狭き門です。アルバイトの時給800?1200円程度で働く人も珍しくありません。優秀な美容部員になると顧客が増え、売上に応じてインセンティブが支給される職場もあります。
有名ブランドメーカーの年収だと、資生堂の美容部員の年収例は、経験3年、都内専門店勤務の場合340~360万円です。DHCだと、12ヶ月想定で、288万円~になります。
また店長になると、フードコスメの場合、年収324万円~に加えて店長手当も支給されます。他にも、コスメキッチンの場合、アロマセラピスト、アロマテラピー検定、メディカルハーブ検定など美容資格に類似する資格保有者には別途1万円/月支給されます。美容部員には特別に商品支給・社内割引で化粧品代が安くなったりなど、嬉しい特典もあります。
あるいは、メイクブランドで有名な「ボビイ ブラウン」は、月給は16万5,600円~ですが、勤務していた方によると、メイクスクール代が数百万かかるのが、逆にお給料をもらいながらスクールレベルの技術が学べたと、高評価されています。
色んな給与形態や、手当があったり、お給料をもらいながら一生役立つスキルを学べたり、とてもやりがいのある職業です。月給だけで判断せずに、視野を広げて色んな角度からみて、納得できるお給料や待遇を探してみましょう。また、エステティシャンを目指すなら美容資格は必須です。AEA認定エステティシャン資格や国際エステティック連盟インターナショナルエステティシャン資格があります。