ヨガの仕事内容としては、ヨガの正しい実践方法を教えることが主な仕事内容です。ヨガを指導するために特別な資格は必要ありませんが、スクールやスタジオ、教室などの集団指導だけでなく、マンツーマンで行う個別指導などを通じて、正しいポーズや独特の呼吸法などを指導します。
ヨガを指導するにあたり、まず最初に指導メニューを作ることも仕事内容の一部です。どのような人に、何を目的として指導するのか、指導時間の長さや指導内容を決めていきます。個人によってヨガの目的は心身の調整や健康維持、疲労やストレスの解消、美容目的、ダイエットなど異なります。1レッスンの指導時間は、約60分から90分が主流となっています。集団指導の場合、生徒が集まった直後のスタジオ内の雰囲気は、あまり指導に向いているものではありません。
そのため最初の5分間ほどは、ヨガをする意味や最近の出来事、季節の話などについて話をし、生徒たちの呼吸を整えたり、雰囲気作りを行います。
雰囲気作りができたら、ウォーミングアップを行い、いよいよさまざまなポーズや呼吸法を実践していきます。
その間、生徒の間を動き回ってポーズを直したり、声をかけたり、お手本を見せながらレッスンを進めていきます。最後の5分間は、床に大の字で寝るポーズを行い、全身をリラックスさせて終了します。ヨガは正しいポーズで行わなければ、効果が出ることはありません。それどころか反対に体を痛めてしまったり、体調を崩すことにもつながるので、生徒一人一人のレベルに応じて、無理をしないように行うことが大切です。
レッスンが終わってからも仕事は続きます。
生徒たちを送り出し、レッスンで気付いたことや改善点などをメモしたり、翌日のレッスンについて確認を行います。
またスタジオの掃除をしたり、受け付けや物品販売なども担当します。
時間が空けばヨガについて勉強したり、生徒からの質問に対して、しっかりと対応できるように準備をする必要があります。
コメントを残す